また、幸秀氏は演奏性を重視している製作家で、ショートスケールのモデル等も製作しています。上質な材料で丁寧に製作されており、トップ全体にベアクローが入っているのも特徴です。茶位幸秀氏　1996年 NO.30茶位幸秀氏は少年時代から父幸男氏(茶位幸信氏の兄)の下で手工ギターの製作を学びました。カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>楽器・機材>>>ギター商品の状態: 目立った傷や汚れなし。ギターを写真のケースに入れ、大切に梱包して発送いたします。弦長 ：650mm ナット幅 : 52mm 弦高 ：12フレット　6弦4.0 mm 1弦3.1 mmネック: やや順反り茶位幸男氏の製作家魂を引き継ぐ　茶位幸秀氏の1996年　NO.30をどうぞ宜しくお願いします。（海外製？の皮ラベルの偽物も存在する珍しい製作家です）その幸男氏のギターは80年代中頃から、以前の特徴を引き継ぎつつ、より演奏性やバランスを重視してボディー幅が1cmほどスリム（36cm）になりました。　実際、演奏性、音質共に幸男氏に全く劣りませんし、塗装は幸秀氏の方が上かも知れません。幸秀氏のギターは、この頃からの幸男氏のギターと同様の構造で、幸男氏も認める完成度で90年頃から世に出されています。出品のものは標準スケールで、弦のテンションを保ったまま（音は犠牲にせず）高い演奏性を実現している　　現在の50号にあたるモデルだと思われます。ギター製作への姿勢は　職人中の職人　と言えると思います。お父様の茶位幸男氏は弟子を持たずコツコツと一人で製作されていた方で、厳選された材（品質がバラつき割れ易いハカランダよりもコストパフォーマンスが良く性能が安定した硬質で上質なローズウッドを好まれたようでハカランダに近いカコンと鳴る硬度ある材が使用されることが多いです）で価格以上の丁寧な製作をされていました。そのギターは力強く重量感のある低音と、独特の甘さを持った豊かな高音が特徴で、ギターに触れた方には良さが認知されていましたが、製作本数も限られていたため、一般的には十分認知されていたとは言えませんでした。状態は全体的に僅かな使用感（トップのセラック塗装の摩耗、指板の僅かな摩耗）はありますが、全体的に比較的美品で、全くの新品よりも使い易い状態だと思います