調べてもあまり情報が出て来ませんので、古い楽器に理解のあるリペアマンの心当たりのある方に、お譲りできたらと思います。手の小さい方は少し難しいかもしれません。フルートの作家辞典から、MORITZ製のフルートは1835〜1955年ほどまで作られていたようですが、詳細な製作年は不明です。ケースはおそらくオリジナルですが、前オーナーの補修跡（布を追加で貼られた？）が見受けられます。しかし、出る音は繊細で、C管として運指も出る音も一緒です。未調整となり、最低音から最高音まで一通りの音は出ますし、タンポの破れも見られませんが、キィにガタがあったり、Fisのキーバランスが緩く、しっかり押さえないと出なかったりするので、調整前提でお願いします。ピンポイントアームの形やラージGisキー、左手人差し指付け根の突起、独特なクラウンの形など、ドイツ製を彷彿とさせる一方で、お約束のトリルキーのオプション類は付いておらずシンプルな作りです。鍵穴はありますが、鍵は付属しません。巻管かどうかはわかりません。リップ部分の彫刻は、手彫りならではの美しさを感じます。NC、NRでお願いします。現在の一般的なフルートとサイズが異なり、一回り大きく重いです。ドイツのベルリンで製作された、C.W.MORITZの総銀製フルートです。カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>楽器・機材>>>管楽器・吹奏楽器商品の状態: 傷や汚れあり。頭部管で87.2g、胴部管で305g、足部管で94.0gとなりトータルで486gです。トーンホールはソルダードです。管の厚さと直径の太さのせいか、重く大きく感じます